発達障害であることを伝えるか否か
就職・転職の際に発達障害であることを伝えるべきでしょうか。
それとも隠しておくべきでしょうか。
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障害者手帳がある場合
障害者手帳があれば、大企業の障害者雇用枠での採用があります。
こういった企業では障害に関する知識も対応も豊富ですので、
積極的に活用することをおすすめします。
障害者手帳がない場合
「障害者手帳はないが発達障害と診断された」「グレーゾーンと言われた」などの人はどうすればいいでしょうか。
早く就職したいなら「言わない」、長く働きたいなら「言うことも考える」
世間や社会は、採用担当者でさえ発達障害に関しては疎いです。
「障害」と聞くだけで「重度の知的障害」というイメージになりがちです。
そういった状態ですから始めから公表する必要はありません。
企業内には診断などを受けていないだけで「発達障害かもしれない」人はたくさんいます。
(社長職の人も「発達障害ぽい」人は多いです)
ただ、長く働きたいなら「言うことも考える」ようにしましょう。
発達障害に関して理解のある会社であれば「言っても良い」です。
周囲が特徴を理解してくれていれば働きやすく長く務めることができます。
しかし、企業への就職は上司、さらに上司、部下など多くの人の集合体です。
採用担当者は理解があっても、その上司は「え?障害?」と理解のない人かもしれません。
発達障害のことを言う時にはよく考えて言いましょう。
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何度も転職しているなら専門の就労支援を
何度も何度も職場を転々としているほど悩んでいる方は、専門の就労支援を受けるようにしましょう。
最近では各自治体で就労支援を行っている場合もあります。
発達障害であることを伝えることにはなりますが、長く働ける可能性が高くなりますので、一度確認してみることをおすすめします。