不注意型のADHDやADDでも事務職をどーしてもやりたい!!という方に向けた記事です。
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「転職せずに今の会社で上手くやりたい」という注意欠陥タイプのADHDまたはADDさんの対策
サイトに掲載している事例の中で、事務職だけれどもある程度ならうまくいっている事例があります。その人の場合には、周囲に良き理解者がいます。
40歳から、子供を預けて、働き始めました。最初の職場の上司の姉御的人が、思いやりのある方でした。職場は、女性ばかり、かなり辛辣な人もいて、散々泣かされましたが、姉御から、いつも上手に守ってもらえました。働き始めて二日目に、遅刻しました。大変叱られはしました。でも、その時の自宅の状況を姉御様に話したら、なんと旦那さんに直接、「子供を保育園に預ける役目位、旦那さんがしても、良くないですか?」と、話しをしてくださり、それからは、一度も遅刻はなかったです。
今の職場は、今年で六年目です。が、順風満帆には行ってないです。相変わらず、ミスは多いです。遅刻はしなくなりましたが、もう少し早く出社するよう言ってくる上司もいます。6年間続けて行けたのは、私の様な「困ったちゃん」に寛容な、歳下の同僚の存在があるからです。「Kちゃん」て、呼んでます。Kちゃんは、私的な誤解を生む発言も、何故か理解してくれてます。そして、周りの人に、それとなく説明してくれたりするのです。又、もう一人私みたいな方がいて、それはもう私は、彼女の言動しっかり理解できるから、前述のKちゃんと、フォローしてあげてます。
又、真面目に仕事して、間違いがないように確認に次ぐ確認を怠らないように、しています。真摯に間違いが無いよう勤めていると、間違いは、減ってきました。Kちゃん以外の同僚の方たちも、フォローしてくださったり、間違えても大目に見て下さったりするようになった昨今です。
いずれも職場の人間関係でトラブルがちだったADHDさんを救ったものより
周囲の理解やサポートがある、発達障害の子が才能を開花させる場合と同じですね。
このADHDさんの場合、発達障害であることを公表したり、自分の特性を相談し、周りの人達がADHDの人の特性に合わせて仕事を調整してくれているのです。
もしも、あなたがすでに周りとの人間関係が最悪の状態に陥ってるのであれば難しい対策かもしれません。職場の人間関係が良好な状態を保ってている人、もしくは入社して間もない人であれば、早い段階で周囲に味方というか協力者を作っておくのが最も良い対策と言えるでしょう。もしも、すでに職場の人間関係がギクシャクしている、崩壊している状態で針のむしろなのであれば、いっそのこと転職をした方が良いと思われます。
「転職しても良い」と考えている注意欠陥タイプのADHDまたはADDさんの対策
もしも会社を変えても良いということであれば、こちらの方が対策は簡単だと思います。ただ転職をする場合にも気をつけて欲しいのは、次の仕事がどんな仕事内容であるのか、ミスが許されないような性質なものなのか、などを確認することです。
「事務職」と一言で言っても、仕事の内容は多岐にわたります。必ず、その仕事内容がどんなものなのかとをしっかりと確認しましょう。会社のサイトなどで確かめたり転職エージェントを使うならエージェントに相談・確認をしてみましょう。ただ、書いてあることや聞いたことを鵜呑みにしないことです。参考程度に考えて最後は自分で調べることをおすすめします。出来る手は尽くし切りましょう。
必ず自分で転職先の会社を調べよう
転職する場合に、必ずやっておいた方が良い対策があります。それが先程書いた「自分で調べる」ということです。会社の転職先の会社の評判口コミなどをチェックするのです。
- 事務職の仕事内容はどんなものか
- 職場で人間関係が良好なのか
- ゴマすり人間ばかりが評価される職場ではないか
- 残業が常態化していないか
- 給与はどのくらいか
などです。さらに、会社が文化系タイプの会社か、大学のサークルのみたいなノリの会社か、体育会系ゴリゴリの会社か、なども調べると良いです。合わない体質の会社に就職してしまうと、例え事務職であったとしてもその雰囲気があなたを苦しめることになるかもしれません。そんなわけで、転職をしようと思ったら、転職先の候補の会社の口コミ・評判を必ず調べるようにしましょう。
転職先候補の会社の内情の調べ方
2ちゃんねるなどを検索で漁るのも良いですが結構大変です。私が知っている調査の手段で、最も効果的かつ手軽なのが企業の評判を扱う口コミサイト です。いくつか口コミサイトはありますが、最も手軽で簡単に利用できるのが「キャリコネ」です。
かなり生々しい内容が登録されていますので、一読の価値ありです。ぜひチェックしておきましょう。
あなたがADHDの場合、これからどうすべき?
仕事面でまだまだ余裕があるよという方
特性を理解して「合わない仕事」に転職しないようにしましょう。
>>ADHDに向いてる仕事(職業)33選+転職の仕方と事例集
仕事に行くのが辛くなりかけているけど、半年以上は転職しないよという方
スカウト型の転職サイトで転職の用意だけしておきましょう。
>>個人的におすすめしたい転職サイトの登録先。スカウトで転職編
仕事のことを考えると鬱々した気持ちに…すぐにでも転職したい方
強み分析から職務経歴書のアドバイスまでできる転職のプロ(エージェント)に頼りましょう。