発達障害は対策をせずにいると「二次障害」という症状が起こることがあります。二次障害になってから発達障害だったことが分かるという方も多いです。では「二次障害」というのはどんなものでしょうか。
発達障害の二次障害とは・・・
二次障害とは名前のとおり、二次的に生じる障害のことです。
二次障害が生じるパターン
発達障害がある
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何も対策をしない
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困難にぶつかる
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周囲のサポートがない
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「自分はダメだ」と思い始める
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新たな障害が生じる
このように発達障害を放置しておくことで、新たに出てきた障害が、二次障害とされています。
子供でも大人でも生じてきます。出てくる障害は色々あります。
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二次障害の症状、具体的事例
発達障害の二次障害の具体的な事例をご紹介します。
心理的な影響
- 自己評価の低下・欠如から、うつ病、ひきこもりや不登校に
- いくら頑張っても「ふざけている」「まじめにやらない」「ミスばかりする」と評価されることで自分に自信がなくなり「自分はダメな人間だ」などと自分を低く評価ししていまうようになります。
- 子供なら学校での勉強ができないことによって、大人なら仕事が順調に進まないことによって、自信をなくしていきます。
- 自己評価が低い状態が続くと、ずっと気分が落ち込んだ「うつ病」状態になり、ひきこもりや不登校などになってしまいます。
- ひきこもりになる
- 不登校になる
- 学習意欲の低下・欠如
- 学習の遅れ
- 不安障害
- 対人恐怖症
- 気分障害
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行動面での影響
- 反抗挑戦性障害
- とにかく何にでも反抗し周囲に対して挑戦的・反抗的になります。本当は自分がして欲しいこと、自分の欲しいものでも「いらない!」と言ってしまったりして周囲の人を困らせます。
- 行為障害
- 万引きや暴力など法律に触れることを行います。人や動物を傷つけたり虐待することもあります。これは早期に治療を受けないと治療が難しく、ニュースになるような悲しい事件を引き起こしてしまったり、事件に巻き込まれることになりかねません。実際、テレビで見るニュースでもこの影響と思われるものを見ることもあります。
- 暴力的になる
- 非行に走る
- 攻撃的になる
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その他
- PTSD
- 解離性障害
- 適応障害
- アルコール依存症
- ネット依存症
- ゲーム中毒
- 薬物乱用
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発達障害の二次障害でブスになる?
自己肯定感が低くなりすぎると、自信がなくなり、笑顔がなくなり・・・となっていきます。そんな状態の心をえぐるものを見つけてしまいました。宝塚の「ブスの25ヶ条」です。いくら美人であっても「こんな奴はブスだ」という宝塚流の戒めなのですが、結構キツイです。
当てはまりそうなものは、例えばこんなものです。
1.笑顔がない
4.目が輝いていない
5.精気がない
6.いつも口がへの字の形をしている
7.自信がない
8.希望がない
10.声が小さくいじけている
11.自分が最も正しいと信じ込んでいる
12.グチをこぼす
18.他人を信じない
20.人のアドバイスや忠告を受け入れない
21.なんでもないことにキズつく
22.悲観的に物事を考える
24.存在自体が周囲を暗くする
25.人生のおいて仕事において意欲がない
グサグサ来ませんか?その他詳細は:発達障害の二次障害でブスになる?心に突き刺さるブスの25箇条
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1つだけじゃない。対策しないと何個もの障害が重なる
たくさんありますね。1つだけでなく、何も対策をしないままだと徐々に障害が悪化していきます。
悪化というか増えていくといった方が正しいかもしれませんね。
大人の対策
大人なら職場関連、仕事関連で上手くいかずにうつ病など精神面に影響が出ることが多いようです。
そういった人は、早めに転職しましょう。
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子供の対策
子供なら子育ての段階から注意して育てましょう。