さかなクンのお母さんに学ぶアスペルガーぽい子の子育て方法の反響が多かったので、エジソンの話も取り上げ見ましょう。
発明王エジソンは発達障害ぽい傾向があったことが知られています。
- 疑問を持ったらとことん追求。
- 集中し始めたら止まらない、尋常でない集中力。
- 他の人がどう思うか考えないコミュニケーション面。
これらがアスペルガー症候群やADHD(注意欠陥・多動性障害)だったのでは?と噂される理由だと思われます。では、どんな子どもだったのか振り返ってみましょう。
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Contents
エジソンの発達障害ぽいエピソード
- 「なぜ?」の疑問を抱いたら、納得行くまで聞く!授業中に疑問に思ったことを先生に聞きまくる。
例えばこんなふうに。先生:1+1は2な。
エジソン:なんでですか?
先生:ほれ、1個のものと1個のものを並べてみ。2個じゃろがい。
エジソン:1個の粘土と1個の粘土をくっつけたら、大きい粘土1個になりますけど。
先生:・・・先生:これがA(エー)な。これがB(ビー)。これはC(シー)。
エジソン:なんでAはビーて読まないの?
先生:Aはエーだし。
エジソン:なんで?
先生:・・・ - 終わらない質問に先生が激怒「エジソンの頭は腐ってる」「迷惑だ」と言い放ち、3ヶ月目にして学校を追放される
- 普通なら親も「先生の言うことを聞きなさい」といいそうなところ、教師をしていた母は家で教えることを決意
- ちなみに父はエジソンにブギギレ、嫌っていたそう。
- お母さんは、エジソンが納得行くまでとことん付き合うスタイルで勉強を教える
- 母が教えることができない分野については、図書館へ連れていき専門書を読み漁れる環境を用意する
- なぜ物は燃えるのか?の疑問を解消すべく、藁を燃やして実験。納屋を全焼させる。
- ガチョウの卵の孵化の仕組みをしるべく、自ら卵を抱えて温めてみる。
- 空を飛べるようになろう!と友人に人体実験。ヘリウムガスにヒントを得たエジソンは友人に薬を飲ませて見るも、友人は腹痛になり大騒ぎ。
- さすがにこれは母にも怒られる。
- 電車でアルバイトをスタート。居眠り防止のため、定期的に連絡を連絡する必要があったが、面倒に感じたエジソンは横着を試みる。自動的に定期的に連絡するツールを制作。居眠りパラダイスを形成することに成功。
- きっちり連絡が来ることに疑問を持たれ、あっさりバレれてしまう。
とまあ、いろいろやってます。
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エジソンのお母さんとサカナくんのお母さんの共通点
さかなクンのお母さんとの共通点を探ってみます。
- 学校に愛想を尽かされたり、注意されたりするも、お母さんは支えてあげている
- むしろ子どもの興味があることを全面的に支援。
- さかなクンのお母さんは魚をまるごと買ってきたり水族館に連れていったり、エジソンのお母さんは図書館に連れていってみたり。
さかなクンのエピソードと同様に、エジソンも母がよき理解者かつ支援者となっています。
子どもの才能を伸ばすためには、身近な人(特に父か母)が支えることが重要であることを示唆している気がします。
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子どもが興味を持っている分野に関しては、もっと知れる環境を
電車や車に対してだけは、尋常でない興味を示す子だったら、電車の図鑑、電車がなぜ動くのかの仕組みがわかる本、電車に関する仕事を紹介した本、などを与えてみてはいかがでしょうか。
単に「勉強」という側面であればやる気にならない子であっても、なぜ電車が動くのか、大阪から東京まで2時間で移動するためには何キロの速度で走らないといけないのか、という側面から考えると興味が持てるかもしれません。電車に関する仕事をしようと思ったら、どんなことを勉強する必要があるか理解できれば、勉強をするためのきっかけになるかもしれません。
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大人が用意したレールに子どもを導くより、子どもが興味を持ってる方向にレールを引いて支援しよう
大人は「こんな風になってほしい」という願望を元に「ちゃんと勉強しなさい!」と「普通」の勉強をさせたがります。しかし、大人が用意したレールなんて、子どもにとってはどうでも良いことです。あなただって、国が「これからの日本のために、これを勉強しなさい」とレールを用意したら、それに応じて走りたいですか?私は、興味が無いことには全くやる気が起きないタイプなので、きっと無理です。
子どもに対してだって同じで、子どもが興味があることに関して伸ばしてあげる、レールを引いてあげる作業を心がけましょう。レールを引いて、子どもが勝手突っ走れる環境を用意しておけば、回り道をしてしまっても、結果的にはいろんな知識を得て、将来的には凄い成果を成し遂げるかもしれません。
エジソンやさかなクンがそうであったように。
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