自閉症とは?
発達障害の種類の一つで、広汎性発達障害に分類されます。
他人とのコミュニケーションが苦手です。アスペルガー症候群も他人とのコミュニケーションが苦手という特徴がありますが、自閉症の場合には知的な障害を伴います。コミュニケーションが苦手というのは、他人と目を合わせなかったり、一人で遊ぶことが多かったり、などなどです。
他には、こだわりの強さが挙げられます。例えば、朝起きたらトイレ、ソファに座る、着替える、ご飯、という順番が決まっていたら、そのとおりにやらなければ気が済まず泣いてしまったり癇癪を起します。
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自閉症の特徴
- 対人関係が苦手(言語コミュニケーション・非言語コミュニケーションが苦手)
- こだわりが強い
上記で述べたとおり、大きく分けるとこの2つに集約されます。
対人関係が苦手
子供の頃の自閉症の特徴・症状
- 母親と目を合わせない
- 抱っこされても喜ばない笑わない
- 言葉が話せない
- 語彙や言い回しが少ない
- オウム返しをする
- 言語の遅れが見られる
大人になってからの自閉症の特徴・症状
- 一方的にしゃべり続ける
- 自分の気持ちを表現するのが苦手
- 状況対応能力が乏しい
- 笑うべきでない場面で笑ってしまうなど状況対応能力に乏しい
- 人の気持ちを理解できない
- 相手が傷付くかどうか考えることができない
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こだわりが非常に強い
- 同じルール同じパターンにこだわる
- 「いつもの」でないとパニックになりやすい
その他、味や音や感覚に対する過敏な反応
- 母親が抱っこしても嫌がる(他人の抱っこは除く)
- 他人に興味や関心を示さない
- 耳をふさぐ
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プラスの能力
- 数字や記号などに尋常でない執着を見せる
- 計算力や記憶力に優れている
- 視覚優位性が見られ、目で見たものを写真のように記憶できる
- 耳から入ってくる情報処理が苦手
- マイペースなので他人に流されずに仕事や目的に没頭、貫徹できる
- 他人と楽しみを共有するのが苦手
物は言いようでもあります。くよくよとマイナス面ばかりを見てもネガティブになるだけですので、プラスの側面を見ましょう。そして、それを活かしてあげられるようにするためにはどうすべきかを考えましょう。