黒柳徹子さんのプロフィール
「徹子の部屋」で有名な女優・司会者。
今はすっかりお婆ちゃんですが、若い頃はめちゃくちゃ美人でした。
黒柳徹子さんの発達障害エピソード
黒柳さんの場合は、噂などではなく本人が公表しています。
自身が書いた書籍「窓ぎわのトットちゃん」や「小さい時から考えてきたこと」などで、自らのエピソードを含め「読書障害」「計算障害」などの発達障害だったのでは?と書いています。読書障害というのは恐らく失読症、ディスレクシアのことだと思います。
「め」や「ぬ」や「ね」などの区別がつかなかったり、左右が逆になって見えてしまうなど文字がちゃんと読めません。こんな風に見えるようです。
計算障害は、読んで字のごとく計算がうまくできません。
では、発達障害かもと感じるエピソードをいくつかピックアップします。
- 授業中にチンドン屋を読び、授業ぶち壊し。
- 授業中に鳥に話しかけ始めてしまう。
- 国旗を書いたら画用紙からはみ出して描いてしまう
- 先生に注意されても意図をしっかり理解できない
- 蓋の付いた机を珍しがり、何度も開け閉めする。その回数、なんと100回。
どことなくエジソンの話しに似ていますね。エジソンのエピソードはこんな具合です。
- 1+1はなぜ2なの?ねんどはくっつけたら1個だよ?と納得せず、先生にずっと聞く
- Aはなんで「エー」なの?「ビー」じゃダメ?
- なぜ物が燃えるか気になり実験に夢中になりすぎ、納屋を火事で燃やす
など。
詳しくは発明王エジソンのお母さんに学ぶ発達障害ぽい子の育て方をご参考。
どうやって発達障害を克服した?転機は小学校1年生での転校
発達障害のある子が上手く生活していくには、親の理解と周囲の支えが鍵となります。
これは上記のエジソンの例でも、さかなクンの例でもご紹介しています。
黒柳徹子さんの場合、お母さんが見つけてきた「トモエ学園」という学校に転校することになりました。
ここがターニングポイントです。
この学校の校長先生が良き理解者となってくれました。校長先生は、なんと4時間も黒柳徹子さんが喋り続けるのを延々と聞いてくれました。
明るく陽気なトットちゃん(黒柳さん)でしたが、なんとなく「自分は周囲の子とは違う」と感じて疎外感を感じていたそうで、冷たい目で見られているとも感じていたそう。
そんな時にこの学校に来て、校長先生の温かい対応。救われたでしょうね。この学校でトットちゃんこと黒柳徹子さんはイキイキとした生活を送ります。
この窓ぎわのトットちゃんの話、内容は一部フィクションも含むのかな?と思ったら全部実話のノンフィクションだそうです。
「トットちゃん」というのも「てつこ」が言えず「トット」と言っていたからです。
この本、800万部以上売れているそうなのですが映画化やテレビドラマ化などはされていません。
理由は「校長先生を演じることができる人はいない」と黒柳さんが許可しないからだそう。
凄い敬意が伝わってきますね。