カナダの大学の研究によると学年の境目で発達障害の診断率が違うという結果が出たそうです。
同学年でも出生月によっては1歳近い年齢差が生じるが、これによる発達の違いが注意欠陥・多動性障害(ADHD)の診断率に影響する―。そんな研究結果を、カナダ・ブリティッシュコロンビア大学のRicahrd L. Morrow氏らが、3月5日付のカナダ医学誌「CMAJ」(電子版)に発表した。それによると、同国の年度末に当たる12月生まれのADHD診断率は、1月生まれと比べ男児で約1.3倍、女児では約1.7倍高いことなどが分かったという。同氏らは、出生月による発達の違いがADHDの過剰診断を招いている可能性を指摘している。
from:出生月でADHD診断率に差、年度末生まれは1.3~1.7倍 http://kenko100.jp/news/2012/03/14/01
カナダは12月31日までで学年を分けるそうで、
1月生まれの子よりも12月生まれの子の方が発達障害と診断される確率が高いとのこと。
日本でも同じ現象があるかどうかは分かりませんけど、可能性はありそうですね。
日本だと3月生まれの子と4月生まれの子。
生まれが1年くらい違いますもんね。
それを「1年くらい遅れているから発達障害」と診断される可能性は多いにありますね。
特に近頃は発達障害・学習障害の存在が知られてきて、
少し学習が遅いと「発達障害かもしれません」という学校の先生もいるようです。
発達障害の特徴や症状を調べてみると、当てはまらない人なんていないのでは?と思うようなものが多いです。
もし「発達障害かも・・・」と思っても悲観的になったりしないようにしましょうね。
不安感は子供に伝わりますからね。
障害と診断されて子供に愛情が注げなくなる人もいますが、
このニュースのようなこともありますから、変に情報に振り回されないようにしましょう。