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人一倍感受性が強い「HSP」ぽい我が子が変わった
私には2人の子供がいます。
発達障害が遺伝しているか?わかりません。ただ1人は、人一倍感受性が強いようで「HSP (Highly Sensitve People:直訳すると「とても繊細な人」)ではないかと思っています。何をするにしてもおっとりゆっくり、周囲の様子を観察してから行動します。幼稚園などの集団行動の場でも、リーダータイプではなく完全なるフォロワータイプの様子です。そんな我が子が劇的に変わったと言うお話です。
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きっかけは先生や友達に褒められ与えられたこと
ある日、子供が幼稚園の鉄棒で遊んでいたときのことです。まだ幼く、筋力等もあまりないため、クラスの子たちの中には「逆上がり」ができる子はいなかったようです。しかし、我が子がひょいと逆上がりをして見せたのでした。すると、友達から「すごい」と称賛され、先生からも褒められたそうです。その時の様子はお迎え時に妻にも伝えられました。先生も友達もいたその場では我が子は「別にどってことないよ」とでも言いたげな、知らん顔でした。しかし、帰り道はルンルン気分でものすごく上機嫌だったそうです。
翌日から、我が子の幼稚園内の振る舞いに変化があったようです。フォロワータイプで自分から行動することや意見などはあまり言わないタイプだったのに「みんなを片付けの時間だよ!」なんて声かけをするようになったとのこと。
担任の先生の分析によると「お友達にすごいすごいと言われたことが自信になっているようです」と。幼い頃から自宅でジャングルジムで遊んだり、体操教室に通わせていて良かったと思った瞬間でした。
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自己肯定感の高まりが子供を変えた?第三者からの賞賛と承認がカギかも
子供は「親は私を褒めてくれるものだ」ということを無意識のうちに感じているのでしょう。家庭内で褒められたり認められたりして、その状態が普通になると「もっと褒められたい!」「もっと認められたい!」と思うのでしょう。次には、他の誰か(第三者(金認められたり褒められたりしたい)と思うようになるのだと思います。大人もそうですもんね。
- 親などの身近な人からの称賛と承認
- 第三者からの称賛と承認
この2つは同じ「称賛と承認」ですが、全く別物なのです。ベースになるのは、親からの称賛と承認です。もしもそれがないと、第三者から褒められてもそれでも「親は認めてくれない」と空虚な気持ちになるでしょう。なので、最低限親からの承認や称賛は必須だと思われます。
私の子育てのテーマの一つは、子どもの自己肯定感を高めることです。自己肯定感が高まれば「何事もなんとかなる!」という根拠のない自信が生まれます。この「根拠のない自信」というのが将来、何物にも代えがたいお宝となります。私自身、なぜか自己肯定感が非常に高く、物事に臆することがありません。失敗したとしても、失敗は忘れて上手くいったことばかりを記憶しています。自己肯定感がない、または低い場合には失敗ばかりが記憶に残り「何をしてもダメだあ・・・」となるでしょう。
自己肯定感は、人生をプラスにとらえるかマイナスにとらえるかの要です。同じ人生なのであればプラスに考えた方がお得!
芸能人でいえば明石家さんまなんて自己肯定感の塊ではないでしょうか。「生きてるだけで丸儲け」という人ですからね。仮に事故や病気をしたとしても「あー良かった。生きてたわ」ですべてがプラスになります。
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親の役目は、第三者に褒めてもらう環境作り
我が子の場合には、幸いにもみんなの前で褒められるといった体験ができました。でも、第三者から褒められるという状況を意図的に作る事はできないのでしょうか。
きっとできます。例えば、学校の先生や幼稚園の先生などに「こんな事に自信があるようなので、見付けたら褒めてあげてください」と言えば、協力的な先生であればみんなの前で「すごいね!」と褒めてくれるかもしれません。何も情報提供をしなかったり依頼もしなかったら、運任せになってしまいます。積極的に第三者を巻き込みましょう。
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子どもが自信を持って取り組めば、良いサイクルが回るかも
第三者からの称賛と承認を得られた子どもは、自信が持てます。きっかけはなんだって良いのです。電車が大好きな子なら、電車に詳しいことを褒められるとか。プリキュアの踊りが得意なら、それを褒められるとか。みんなから一目置かれるようになれば、子どもに自信が湧いてきて、それをきっかけに別の事にも取り組み始めることができるでしょう。
そんなことを我が子から気付かされた出来事でした。