仕事が合わず自ら命を絶ってしまった例
看護師を志して就職するも、吃音でどもってしまう、「大声を出されると萎縮してしまう」「話そうとしているときにせかされると、言葉が出なくなる」
ということで周囲をコミュニケーションが上手くいかず、自ら命を絶ってしまったというニュースがありました。
参考:伝えられぬ苦しみ「吃音」 就職4カ月、命絶った34歳(http://www.asahi.com/articles/ASG1K6TXMG1KUTIL168.html)
この方のやりたかった仕事は「看護師」ですが、コミュニケーション面で吃音というハンディがあった。周囲に理解を求めるも上手くいきませんでした。
そもそもお客さん(患者さん)には、そういった理解を求めることも難しかったでしょう。
「この仕事は無理だ。」ときっぱり諦め、別の道に進む事を考えていれば・・・と思わずにはいられません。
自分の抱える障害と相性の悪い仕事を「やりたい」と思い、それを続ける事が相当なストレスになっていたのでしょう。
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社会に出てからは周囲に理解を求めることは難しい
子供の頃には周囲にいる人は、親など非常に近しい人です。しかし社会に出れば違います。そのような状況下では周囲が理解してサポートしてくれるという環境も稀です。
「やりたい仕事」を見つめなおし、転職も考えた方が良い
・アスペルガー症候群(高機能自閉症)などでコミュニケーションに難がある⇒接客関連や周囲と調整が必要な仕事を避ける。ルーティンワークや一人でもある程度できる仕事を選ぶ。
・不注意型のADHDで物忘れが激しい⇒慎重さを求められる固い仕事は避ける。柔軟な対応をしても良い仕事をする。
自分に合った仕事を選ぶことでストレスは格段に減ります。
私自身は慎重さを求められる仕事は苦手だしコミュニケーションも得意ではない。瞬間的な判断も苦手。そんな状況だったので転職しました。
転職は簡単ではありませんが、一人で悩んでいても仕方ありません。
転職は30歳になるまでが一つの節目です。
20代で仕事で悩んでいる人は早めに行動してみましょう。