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発達障害についてのまとめ(仕事・適職や子育て・勉強なども)




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発達障害児の子育て方法「必ず何か秀でた能力がある」と信じる大切さ

更新日:

発達障害児の育て方をザックリと手順として整理するとこのようになります。

  1. 「必ずなにか秀でた能力がある」と信じる
  2. 「できたことや頑張ったこと」を褒める
  3. 「偏った興味関心があっても」認める
  4. 「得意なもの・良いところ・見つけた才能」をとことん伸ばす

このページでは『「必ずなにか秀でた能力がある」と信じる』ことの大切さについて懇々と語ります。

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親が「必ずなにか秀でた能力がある」と心の底から信じる

発達障害の人に「あなたの長所はなんですか」と聞いても「自分に長所はない」と答える人がとても多い印象があります。あなたは「長所は何ですか?」と聞かれて「これ!」と自信を持って答えられますか?
「長所はない」と答えてしまう人は、成長過程で何らかの自信を無くす経験をしています。子供の頃から親や先生に怒られることが常態化していて「自分はダメ」なんだ 思い込んでしまっている人、大人になってからも仕事がうまくいかないとか人間関係がうまくいかないことが原因で、自信をなくしてしまった人などなど。

発達障害児の育て方を考えるうえで最も大事なのは「自分はダメなところしかない」と思わせないことです。「自分はなんでもできる」と思わせてることはできなくても「ダメなこともあるけど、他の人にはできないすごいことができる」と思わせてあげることが大切です。

そのために必要なことが「親が信じること」です。表面的に信じるのではなく、心底信じるのです。人とのコミュニケーションにおいて、言葉の役割は1割程度に過ぎません。残りの9割以上は言葉以外、態度・表情・仕草などボディランゲージで決まります。もしも、あなたが言葉で「信じてるよ」と言ったところで、心底そう思っていなければ態度に出てしまうでしょう。そして、それが伝わるのです。

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実際、発達障害の子でもすごい能力というのはあるものなの?

私はあると思っています。そういう事例ばかり見ているからかもしれませんが、あると思います。経営者にADHDの人が多いことや、ノーベル賞の人のほとんどはアスペルガー症候群だといわれることからも感じます。

この人たちは特殊すぎる印象があるかもしれないので、比較的身近っぽい話として、知的障害のある人を積極的に雇用しているある会社の事例をご紹介します。その企業では、採用した後には知的障害があるからといって簡単な仕事を与えるというようなことはしません。始めは普通の仕事をします。仕事をしていく中で、その人の特性を見出して適した職務を与えます。

例えば工場のラインの検品チェック。定型発達の人であれば、慣れてくると気分がだれてきたり怠けたりしがちで、検品漏れが出がちです。しかし、その知的障害のある人は、製品の細かな違い・不良などを正確にチェックできるという能力があることがわかりました。すると、その人はその職を任させれるのです。

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子どもの頃の時の方が能力・才能は見出しやすく育てやすい

小難しい話になりますが、生まれてから大人になるに連れて、脳は「この能力はいらないな」と思ったらその能力を摘み取ります。省エネでしょうか。絶対音感は4歳か5歳くらいまでに身に付かなければ、その後は身に付きづらい(または身に付かない)と言われます。これは脳が「絶対音感はこの子にはいらないっぽいな。絶対音感の才能の芽を維持するためにエネルギーを使うのは無駄だから、エネルギーの供給は打ち切り!」と判断しているためです。正確に言うとシナプスがどうたらこうたら、なのですが分かりやすくいうとこういうことです。逆を言えば、子どもの頃の方が能力や才能は見つけやすいですし、むしろその頃にしか見出せない能力だってあるのです。これは定型発達の子にも、発達障害児にも共通することです。

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何かに熱中できるなら、それは一つの才能だと捉える

じゃあ、どうやって才能を見付けるのか。難しいですね。才能や能力を見出すために必要なのは観察することです。子どもをしっかり観察する。もしも、何かに熱中しているならば、それが才能発見への第一歩だと捉えましょう。明確な形で「●●能力が高い」というように判断できるようになるのは、先の話です。子供が熱中していること、熱中しやすいことを活かし続けさせてあげることが、才能の芽を残すことに繋がります。

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恐ろしいのは、親が子どもの能力や才能を無駄にしてしまうこと

悲劇なのは、親が子供の能力に気付いていながらも「普通じゃない」「そんなことやめなさい」とか言って、意図的に能力を刈り取ろうとすることです。足りないところを普通レベルに持っていこうとするならわかりますが、秀でた能力を摘み取ろうとするなんて。過激な言い方をしてしまえば、一種の虐待とでも言えるのではないでしょうか。でも、きっとその親にとっては、それが秀でた能力だとは思っていないのでしょう。幼児期の男の子だと電車にやたらと興味を持つ子がいます。我が子もそうです。

こんな場合、あなたならどうしますか?

  • 幼少期から電車は大好き
  • その他はまるで興味がない
  • 勉強はできない
  • 勉強してほしい時間でも電車のことに使おうとする

やってしまいがちなのが「勉強しないなら電車もダメ」というような対応でしょう。なぜ熱中できるものを奪ってしまうのでしょう。もしかすると「電車の動く仕組みを知りたい」と思い始めて数学やら物理やらに目覚める可能性だってあるのに。参考にする本を読み漁るうちに文章読解能力なども伸びるかもしれません。親がすべきなのは、その可能性を摘み取ることではないのです。電車が好きなら好きで良い、電車のことから勉強につながる道を、環境を整備してあげるのが親の役割です。

さかなクンの母親の例を振り返ります。

  • 小2の時に友達の書いたタコの絵に興味を持ち魚に開眼
  • タコを求めて水族館に行ったり魚屋さんに行ったり、海が近い親戚の家に行ったりするうち、魚に対して興味を持つ。
  • 絵が大好きで図工だけが得意
  • しかしその他の成績は下降気味
  • そのことに担任の先生がさかなくんのお母さんに注意を促す
  • さかなくんのお母さんは、絵が得意で魚が好きなのでそのまま続けて欲しいと告げる。
  • それどころか、さかなくんが大好きな魚の絵を描けるようにと魚屋さんでは魚を切り身でなく丸ごと購入
  • お母さん、さらに猛烈に支援。図鑑を買い与えたり、タコばかり購入してさかなくんの絵の参考にさせてあげる
  • さかなくんは魚に対する愛を爆発させ続ける。そしてこんなリアルな絵が描けるように

発達障害ぽい「さかなクン」の母の伝説。アスペルガーぽい子の子育て方法より

赤字部分に注目です。魚大好きすぎて成績が低下したので担任の先生から注意を促されても、お母さんは魚が大好きなので続けさせてほしいと言っちゃうのです。お母さんはさかなクンが「将来はさかなクンとしてテレビに出て大学教授にもなる」と予見していたのでしょうか。そんなはずがありませんね。才能の芽を摘み取らずに育て続けたからこその結果です。親は未来を予見して動く必要はありません。20年前に「iPhoneみたいなスマホが大流行してゲームアプリのプログラマ需要が爆増するから子どもをプログラマにしよう」なんて思えましたか?そんなことは考えなくて良いのです。

ただただ、子どもを「うちの子には何か秀でた能力がある!」と信じ込んで観察し続けることです。そして、見付けたらそれを摘み取るのではなく、育て続けることです。







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